みなさんこんにちは。個別指導アトムです。
今回は自由な校風で生徒の自主性を重んじる都立井草高校の合格基準点についてお話をさせていただきます。
井草高校に合格するにはどれくらいの内申点、当日の得点が必要なのかがわかる記事になっています。
是非最後までご覧ください。
都立井草高校の合格基準点と内申、偏差値
ここでは男女別に合格点を確認していきます。
なお、この合格基準点はスピーキングテストを除いたものになります。
また、ボーダー予想点はR4年度のものになります。
【男子720点】
- 換算内申-45/65(1教科平均3.5)
- 当日得点-365/500点(1教科平均73点)
【女子750点】
- 換算内申-50/65(1教科平均3.8)
- 当日得点-375/500点
合格の基準点は上の様になっています。詳しく見ていきましょう。
まずは男子です。
換算内申45です。1教科平均約3.5ですので内申点の「半数が4、残りの半数が3」がおおよその目安となります。
都立高校の一般入試では原則内申点が300点満点、当日の得点が700点満点で合否が決まります。
当日の得点の比率が高いため内申点が目安に届いていない場合でも合格は狙えますが、まずはみなさん半数以上の科目で内申点4を取ることを目標にしましょう。
当日得点は500点満点で365点が合格の目安です。得点率は73%です。
過去3年間の倍率は1.62倍→1.80倍→1.60倍と推移しています。
毎年安定した人気があります。また後述する男女別定員が廃止なった場合も踏まえ上の基準点から+20点を目標に頑
張ってみましょう。
続いて女子です。
換算内申は50です。こちらは9教科のうち「7科目が4、2科目が3」が目安です。ほぼオール4ですね。
当日得点は500点満点で375点が目安となります(得点率75%)。
昨年度(R5年度)の倍率は1.38倍でしたがR4年度の倍率は2.00倍と高倍率での入試となりました。今年度も高倍率の入試になることも予想されますので油断せずに取り組んでください。
注意点-特に倍率と偏差値
以上、井草高校の合格基準についてお話をさせていただきました。
なお、問題の傾向や倍率によって合格の基準は変わりますのでご注意ください。
以下にここ最近の一般入試の実質倍率を挙げておきます。
【都立井草高校-一次実質倍率】
男子 | 女子 | |
R5年度 | 1.60倍 | 1.38倍 |
R4年度 | 1.80倍 | 2.00倍 |
R3年度 | 1.62倍 | 1.67倍 |
参照元: https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/admission/high_school/past/index.html
東京都教育委員会
注意していただきたいことがあります。
ここまで男女別に合格基準点のお話をしてきましたが、R6年度入試では男女別定員が廃止となることも検討されています。
男女別定員が廃止となった場合には合格基準点は740点前後が予想されます。男子は特に注意が必要です。
目安偏差値(弊社調べ)については、
R3年度:58
↓
R4年度:59
↓
R5年度:60
と推移しており、「”低倍率=偏差値が低くても受かる”とは安直に言えない」状況です。
井草高校を受検予定の人は内申だけではなく、入試の得点力もつけるよう頑張りましょう。
個別指導アトムでは合格するのに必要な内申の対策はもちろんのこと、都立入試でしっかりと得点できるチカラをつける授業を行っております。
入試のことでご相談がある方はお気軽にお近くの教室までご相談ください。